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千葉県西部地区

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【千葉県西部地区】第8回千葉県東西地区父母会役員懇談会「本所防災館見学ツアー」実施報告

1月28日(土)に明治大学駿河台キャンパスグローバルフロント1階ホールで、一般会員の父母の皆さまを対象とした千葉県東西地区父母会合同講演会「大規模災害に対する日頃からの備え」が開催され、講演会終了後に同両地区父母会役員はJR総武線で錦糸町駅へ移動し、駅北口から徒歩約10分のところにある東京消防庁本所消防署に隣接した本所防災館の見学ツアーを実施しました。

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千葉県東部地区父母会と千葉県西部地区父母会では、両地区父母会役員の資質向上や相互交流、イベント等の諸活動についての意見交換等を目的に、数年前から毎年この時期に両地区間で幹事を交代して役員懇談会を実施しており、昨年は千葉県東部地区父母会の幹事で「健康と癒し」をテーマとした研修会を実施しましたが、第8回を迎えた本年度は千葉県西部地区父母会が輪番幹事となり、上記講演会開催後に引き続き、「防災」をテーマとした本見学ツアーを企画しました。

本所防災館は「模擬災害を体験しながら学び、もしもの時の防災行動力を身につける」をコンセプトに、「地震」、「都市型水害」、「煙」、「消火」、「応急手当」、「暴風雨」の各種体験コーナーや、防災シアター等の設備を備え、学校等の各種教育機関や地域コミュニティーの団体等の防災学習によく使用されており、明治大学でも専門の講義の中で見学を取り入れている実績もあり、入館無料で有意義な学習や体験が出来る施設です。

見学ツアーでは、先ず防災シアターで「東日本大震災から我々は何を学んだか」をテーマとした映像の鑑賞を行い、想定をはるかに超えた被害の状況や、復興に向けた取り組み等の紹介があり、その後の館内見学の移動中に吹き抜けになっている階段の壁に書かれた、建物の3階~4階程度にまでに匹敵する大津波の高さ等、改めて自然災害の凄さと恐ろしさを再認識しました。

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続いて、参加者を2グループ編成に分けて「地震体験コーナー」と「都市型水害体験コーナー」で各シミュレーション体験に参加しました。

地震体験コーナーでは、東日本大震災を始め、阪神淡路大震災や中越新潟地震等の各震度と同じ状況での振動を再現出来る装備を備えた建物内で揺れを体験出来るようになっており、縦揺れ、横揺れの体感インパクトもさることながら、固定化されていない家具等が転倒する危険への対処等についても再認識することが出来ました。

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都市型水害体験コーナーでは、部屋の中で立った状態でドアの外や、クルマに座った状態でドアの外に、雨水等が10cm、20cm、30cm各浸水した場合、ドアを開けて脱出する際にどの位の力が必要になるかを体験出来るようになっており、30cm浸水となると、成人男性でもドアを押し開けて避難するには、相当の力が必要になることが身に以って解りました。

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本所防災館での見学ツアーを終了し、建物玄関前で全員で記念撮影をしていたところ、隣接した本所消防署の若い署員が、119番通報発生時の緊急出動に備えてか、ランニングで身体を鍛えている姿も印象的でした。

その後JR錦糸町駅方面に戻り、場所を東武ホテルレバント東京に移して、当日開催された千葉県東西地区父母会合同講演会~本所防災館見学ツアーの振返りを兼ねた懇親会を行いました。講演会での講師の青山先生の説明が大変貴重であった旨の意見や、本所防災館でのシミュレーション体験等を通じて防災意識の再醸成に繋がる充実した一日であった旨の意見等が出され、その後は参加各役員自己紹介コーナーあり、7年保存が効くミネラルウォーターのペットボトルや保存食、軽量型ビニールタンク、簡易保温シート等、様々な豪華防災グッズ粗品!?が当たるビンゴゲーム大会ありで、大いに盛り上がりました。

懇親会の最後は、両地区父母会活動が今後も発展するよう祈願しつつ、全員で肩を組んで明治大学校歌を大合唱~応援コールで締めくくりました。

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