【埼玉県西部地区】第15回 明治大学シェイクスピアプロジェクト/「ヴェニスの商人」鑑賞報告

【埼玉県西部地区】第15回 明治大学シェイクスピアプロジェクト/「ヴェニスの商人」鑑賞報告

▶と き 2018 年 11 月 10 日(土) 12:00~15:00
▶ところ 明治大学アカデミーコモン3階 アカデミーホール
▶参加 埼玉西部地区父母会役員 12人
    役員OB 3名 役員家族(一般会員)5名

  • saitama_seibu_image1_181122
  • saitama_seibu_image2_181122

 
明治大学シェイクスピアプロジェクト(通称 MSP)ってご存知ですか? 日本最大規模の学生演劇カンパニーと言われている様で、私自身も父母会役員をしていなければ、MSPの存在を知りませんでした。

元々、ミュージカルが好きで劇団四季の公演を観に行く事がありますが、鑑賞費用は決して安くなく、頻繁に観に行く事は出来ません。父母会役員の集まりの時に、MSPの観劇を募っていたため、題材がシェイクスピアで、ちょっと難しそうだなぁ、取っ付き難そうだなとの印象もあり迷いましたが、鑑賞費が無料と言う事もあり、申し込みしてみました。

とにかく「素晴らしい!」の一言でした。
観客に分かりやすいセリフの言い回し、舞台装置や照明、衣装などMSPのレベルの高さは圧巻でプロ並みです。MSPはサークルやゼミからは独立した団体で、最大の特徴は公演に関わるプロセスを全て明大生が担っていると言う点です。
MSPは学部間共通講座「シェイクスピアの現代的魅力」を受講する学生を中心に発足をし、原文の翻訳をはじめ、演出、企画運営、キャスト、衣装、舞台美術、照明などの公演に関わる工程、広告取りなど資金運営の分野までほぼ全てを学生が手掛けているそうです。初回2004年に始まって15回目だそうですが、今回の演目は、その初回に上演された「ヴェニスの商人」の再演。シェイクスピア作品の中ではかなり有名なものです。学生時代、文章を追っただけではなかなか馴染めなかった作品でしたが、MSPの皆さんが完成した「ヴェニスの商人」は面白く、イメージしやすく、こんなに仕掛けの多い話だったのかと、見応えがありました。

最後、ポーシャ役の女子学生さんとバッチリ記念写真。あと、キャストさんを囲んで地区父母会役員の集合写真を撮影し、それと、キャストさんだけでパチリ。この中から将来、有名な舞台俳優さんが出てくる可能性がありますからね。笑

年々好評で、この3日間で4,000人位の観客を動員するのも観てみると納得のレベルで、上演料払わないで観るのが申し訳ない位です。来年のチケットが入手困難になるかもしれないため、本当は教えたくないのですが、MSPお勧めです。3日間限りの公演なので、見逃した方は是非来年観に行ってみて下さい。

  • saitama_seibu_image3_181122
  • saitama_seibu_image4_181122

これからも「関東大学アイスホッケー」・「関東大学ラグビー」・「箱根駅伝」など、明大生の活躍が続きます。明大生の頑張る姿に沢山のエールを送りましょう。応援よろしくお願いいたします。当地区でも応援会を企画し、役員一同、地区父母会員の皆さまのご参加をお待ちしております

運営委員1年 榊原