【東京北部地区】「館山バスツアー報告」のお知らせ

【東京北部地区】「館山バスツアー報告」のお知らせ

去る10月29日土曜日、東京都北部地区父母会は、父母会での交流を目的に千葉県館山市におけるバスツアーを実施いたしました。
当日は曇天で時折雨がぱらつくこともありましたが、一度もバスから下車の際に雨に見舞われることもなく、明治の3つのラッキーを体験することができました。
1つ目のラッキーはこの「天候のラッキー」です。

行程は、首都高からアクアラインにのり、海ほたるで休憩、小泉酒造を見学、海鮮料理「たてやま」で昼食、ビネキというお店でピーナッツソフトクリームをいただき、そして館山海軍航空隊赤山地下壕跡を見学というものでした。

1、海ほたるまでのラッキー

定刻通りに出発した一行は一路、首都高を走ります。トンネルを抜けたあたりで新幹線とすれ違うことがあるのですが、ガイドさんのお話ですと、新幹線とすれ違うこと自体も少ないとのことであり、ましてドクターイエロー(線路のゆがみや架線の状態、信号電流の状況などを検測しながら走行し、軌道・電気設備・信号設備を検査するための車両)と出会えるのは300日に一度の幸運とのお話をお聞きしていた刹那、我々が目にしたものはその「ドクターイエロー」だったのです。
後日、このドクターイエローを見るための情報サイトや目撃情報を報じるツイッターもあることを知り、北部地区父母会はなんの調査もしないまま、かの有名なドクターイエローを垣間見る幸運に恵まれました。

人気の海ほたる(東京湾に浮かぶ公園)の休憩所では、海底トンネルを掘るためのシールドマシーン、「カッターフェイス」の実物がモニュメントとして展示されています。
このカッターフェイスは当時世界最大規模で、このカッターフェイスを見ると「幸運を呼ぶ」(2つ目のラッキー)というお話がありました。
当時世界最大のカッターフェイスをもってしても1時間に30分しか海底を堀進ことができず、完成に20年、構想からは実に30年の歳月をかけて作られた海底トンネルでした。
帰りは、カッターフェイスが夜のライトアップをされており違う装いで我々を出迎えてくれました。

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2、小泉酒造見学
小泉酒造の社長は明治大学の卒業生で、大吟醸酒「紫紺」も製造されていました。
蔵を見学し、お酒の製造行程をお聞きしました。
小泉社長は明治大学農学部でお話をされたこともあるとのことでした。
製造されたお酒は数々の賞を受賞されており、試飲も自由に堪能させていただきました。

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3、海鮮料理「たてやま」のラッキー3
海の幸を60分間の食べ放題です。
ホタテ、サザエ、エビやカキなどおなか一杯に挑戦の60分一本勝負です。
新鮮でおいしい「海の幸」との出会いとその後の土産売り場で偶然にも安価のパンダのブーツキーパーと遭遇した父母はパンダのブーツキーパーの爆買いに走り、バスの乗務員の方にツアーを楽しむことが上手と太鼓判をいただきました。

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4、ビネキ、ピーナッツソフトクリーム
「とんねるず」も番組で訪れたことがあるというお店で、濃厚なピーナッツソフトクリームを堪能しました。ソフトクリームのお代わりをされた方もいらっしゃいましたが、父母会参加者のお腹はとても元気のようです。

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5、館山海軍航空隊赤山地下壕跡を見学

平成16年4月1日より、館山海軍航空隊赤山地下壕跡の一部が公開されたそうです。
赤山地下壕は、合計した長さが約1.6kmと、全国的にみても大きな壕で、館山市を代表する戦争遺跡のひとつです。
この赤山地下壕が、館山海軍航空隊の防空壕として使われていたことは、壕内にある発電所跡や、終戦間際に、この壕の中で実際に館山海軍航空隊の事務をおこなったという体験や、病院の施設があったなどの証言からうかがい知ることができました。
つるはしの傷が壕全体に無数に刻まれており、人力で掘ったという戦争の切迫を感じるとともに年中温度が一定という壕の独特の雰囲気に圧倒されました。

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6、帰路

北部地区父母会一行は、無事に帰路につきました。
途中の休憩で寄った道の駅で「足湯」が体験できるという、うれしいプレゼントも付いていました。
夜の海ほたるで東京湾を一望し、離発着を繰り返す幻想的な旅客飛行機のライトを見つつ、明治大学リバティータワーを目指してバスは高速をひた走ります。

7、無事到着、お疲れさま

19時20分頃、若干の渋滞のためやや到着は遅れましたが、全員満足の様子で無事に明治大学前に到着することができました。

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父母会親睦バスツアーに初参加の方もまた行きたいという熱いリクエストをいただきました。
ぜひ、父母の交流および様々な体験活動を通して、明治大学の益々の発展のために寄与できますよう、邁進していきたいと考えております。

最後にツァー実施にともないご尽力いただきました関係者の皆様に御礼申し上げます。

宮川 記