【東京都西部地区】北野大氏講演「北野家の訓え」のご報告

【東京都西部地区】北野大氏講演「北野家の訓え」のご報告

2月4日(土)、明治大学東京都父母会連絡協議会の主催で、明治大学OBで、北野武さんの実兄でいらっしゃいます北野大氏(現 淑徳大学教授)をお迎えし、駿河台キャンパス アカデミーコモンに於いて講演会を開催致しました。

当日はお天気にも恵まれ、アカデミーコモンが、ほぼ満席となる程の沢山の方々にご来場戴きました。


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満員の父母席

テーマは「北野家の訓え」。
北野家のお母様が幼少期のご兄弟に、どのように愛情を注いで子育てをされてきたか。
また、お母様から伝えられた、周りの人々と良い関係を保って生きていく為の訓えについて、お話くださいました。
例えば「実るほど頭を垂れる稲穂かな」「自慢高慢バカがする」など、人は偉くなればなるほど謙虚でなければいけないという訓え。

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    実るほど、
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    自慢高慢

 
また「一杯の酒に城が傾く」は、悪いことは、ほんの些細な事でも必ず明るみに出て身を滅ぼす事になるという訓え。


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一杯の酒に

「物を貰って怒る人は居ない」は、「よろしくお願いします」の意味を込めた、ご挨拶のお菓子一つの気遣いで人間関係が気持ちよく回っていくものだというお母様自身のご経験を伴った訓えなど。
親しみの持てる、つい笑ってしまう盛り沢山のエピソード付き解説に、皆さん、楽しく聞き入っていました。

また、ご自身が考える定年後の生き方で大事なものとして、北野氏は《きょういく》と《きょうよう》を挙げられました。
「私には《きょういく》と《きょうよう》がありますから!」と。
《教育》と《教養》 かと思いきや《今日、行く》ところがある事と、《今日、用》がある事とのお話。皆さん、「なるほど」と納得。ここでも会場は笑いに包まれました。


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「きょういく」と「きょうよう」

講演会と、それに続く質問コーナーの約一時間半、終始、北野氏の親しみやすく、気さくで飾らないお人柄から生まれる温かい空気に包まれ、和やかな時間をご父母の皆様と共有することが出来ました。


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花束贈呈

寒いなか、ご来場戴きましたご父母の皆様には心よりお礼を申し上げます。
今後とも様々な企画へのご参加をお待ちしております。


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5地区会長記念撮影