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【福島県】田んぼエイドに農学部2年生が参加
2012/01/23

 明治大学の連携先である福島大学が関係している「田んぼエイド」事業に農学部2年生の西山君が参加しました。感想を書いてくれましたので紹介させていただきます。

 

 

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 2011年12月27日、福島県相馬郡新地町の農家である目黒さんのビニールハウスにお邪魔させて頂きました。

 目黒さんの畑は津波の塩害により、作付けが出来ない状態になってしまいました。そこで、日本財団さんとめざましテレビさんの連携によるプロジェクト「田んぼエイド」に参加することとなりました。

 「田んぼエイド」とは、土壌中の塩分を吸収する綿花を植えることで、今まで通り作付けが出来るようにしようというプロジェクトです。

 

 明治大学は福島大学と連携してボランティアをしたという経緯から、今でも福島大学の学生と交流があります。今回、福島大学の2年生がこのプロジェクトを行っている日本財団の方と連絡を取り合っていたので、是非とお願いして私も参加させていただくことが出来ました。

 プロジェクトは6月の種植えから始まっており、私が参加させて頂いた12月27日がこれまで育ててきた綿花の収穫という半年間の集大成の日でした。このタイミングで明治大学から参加でき、本当に幸せなことだと改めて感じております。

 

 この収穫ボランティアに福島大、福島医大、明治大の学生5名が参加しました。

 綿花はとても繊細で、コンタミネーション(異物混入)することが許されません。これは染色する際に綿花は染まるが混入したものは染まらず、製品として成り立たなくなってしまうからです。綿は自然繊維で、混入する異物として人工繊維があり、染料の種類が違うため生じる現象です。特に、途上国では荷造りなどの際にベルトの代わりに使用するビニール紐がよくコンタミ(混入)してしまうと聞きました。

 そしてもう一つ繊細なポイントとして収穫の仕方があります。収穫の際、根元から全体をつまんで一息に引っ張らなければなりません。先端をつまんで引っ張ってしまうと繊維が切れ、短い繊維では使い物にならなくなってしまうからです。しかし、きれいに取れた時の爽快感はたまりません。そして何より柔らかく気持ちいい。皆さんにも味わって頂きたいです。

 

 今回の塩害によって、専門家の間では10年は作付けが出来ないだろうと言われていますが、綿花を植え続けることで、3年で今までのように作付けが出来るとも言われています。 ところが驚くことに、この半年間で畑の数値は基準値まで下がりました。そして今、目黒さんは畑でお米を育てています。

 私は農学部の学生ですので、この驚くべき結果にとても興味があります。

 

 目黒さんは、「たくさんの学生が参加してくれてとてもうれしい。植物に話しかけることは良いと言いますが、福島をはじめとしたたくさんの人々の元気、絆を受けて綿花も頑張ってくれたのでしょう。精神論でしか語ることの出来ないほどのとても喜ばしい結果を得られて感動です。」と話してくださいました。

 目黒さんは畑の面積に対して収穫できた綿の量が少ないと悔しそうで、来年もリベンジしたいとも語っていました。

 

 日本財団の方に伺ったところ、来年度は5月に種を植えるそうなので、今回は収穫にしか参加出来ませんでしたが、次回は最初から最後まで参加することで綿花と共に人間としても成長出来たらと考えています。

 皆さんも私と一緒にやっていきましょう。

 

明治大学 農学部 2年 西山裕基

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