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第6回明治大学文化プロジェクト「HAMLET」を見てきました
2009/11/15

明治大学文科プロジェクトである「HAMLET」の公演が1112日~15日、明治大学駿河台校舎アカデミーホールで行われました。

今回の公演で特徴的だったのは、主人公・ハムレットとヒロイン・オフィーリアがダブルキャストになっていたことです。男女のハムレットと男女のオフィーリアがそれぞれの組み合わせをつくり、4パターンの劇を構成していました。女性が演じるハムレットと男性が演じるものとでは、セリフや演技に違いがあり、別の劇なのでは?と思えるほど面白かったです。

             


劇の台本は、学生翻訳グループ「コラプターズ(Corrupters)」が翻訳したものだそうです。従来の"優柔不断なハムレット"像を打ち壊し、"剣豪なハムレット"を描きつつ、現代の学生言葉をセリフに取り入れることで、難解な中世のシェイクスピア劇にコミカルな要素が加わり、生き生きとしたセリフ回しになっていました。



公演に至るまでにはプロフェッショナルのサポートが加わっており、明治大学出身で俳優の原田大二郎さんが翻訳の段階から監修をしたと言います。また、その他にも舞台監修や照明、衣装デザイン、演技指導など多くの方の支えがあったそうです。学生の情熱とプロのノウハウが織り交ざり、学生劇とは思えないすばらしい作品に仕上がっていました。

 

■開演前、ホールの外でのひとコマ

公演ホールに向かう途中、ハムレット劇に出てくるひとコマをまるで切り抜いているように縁の中でポーズをとる役者たちがいました。 縁の中にいる役者たちは、絵画のように静止していましたが、ときどき動いてポーズを変えており、楽しい演出で講演前の雰囲気を盛り上げていました。


      

平日金曜日午後の公演にもかかわらず、様々な年代の多くのお客様が見にいらっしゃっていました。


■舞台開演!

いよいよ開演です。 ハムレットの父の亡霊が登場する物々しい場面から始まり、舞台は一気に舞踏会へ。 舞台装置は変えずに、登場人物の演技や小道具でその場面々々を演出していました。現代風の学生言葉や独特の間が、時々観客の笑いを誘っており、時には緊迫した演技で観客を引き込んでいて、見ている私たちも舞台に釘付けになっていました。 学生たちは堂々と、そして長いセリフを言い淀むことなく演じており、彼らの情熱と努力を感じました。 

 

ヴァイオリストの杉田恵理さん、ピアニストの草冬香さんという豪華キャストが音楽をご担当なさっていらっしゃいました。 場面に合わせて素敵な楽器を奏でて舞台を盛り上げてくださいました。



■感動のフィナーレ!

夢のような時間もそろそろ終わりに近づいてきました。 3時間半におよぶ長い長い舞台の終演です。 演者全員が舞台に集合しお客さんに挨拶をします。 そのあまりの完成度の高さと、学生たちの情熱に思わずスタンディングオベーションをなさるお客さんもいらっしゃいました。



 ハムレットとオフィーリア
 先王の幽霊

 弟子と王妃
  

(写真提供:明治大学 広報課)



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