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【鳥取県】鳥取県北栄町でグランマ卒業生が明治大学と協力「マンガ寺子屋」
2010/09/02

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鳥取県北栄町にはかつて、東西12キロ、南北1.2キロの砂丘がありました。近年この砂丘に目を付け、どうにかこの砂丘を農地として利用できないかとの試みが始まりました。しかし砂丘を農地に変える為には遠く離れた浜井戸から水を運び、砂地に撒くという作業が必要です。(苛酷さを乗り越えるために)北栄町の方々の涙ぐましい努力がありました。その大変さは想像を絶するもので、“嫁殺し”とまで呼ばれ、「北条砂丘・水くみ唄」にも歌われています。

そんな大変な試みを成功させた北栄町は現在、風力発電の風車が回る、21世紀らしい近代的な街となりました。

 

201087日、明治大学の学生が北栄町を訪れました。学生たちが町の様子に驚いているなか、NPOの方が誇らしげに案内して下さったのが印象的でした。

 NPO法人『まちづくりネット』理事長・遠藤玉恵さんは、『とっとりグランマ倶楽部』の第1期卒業生です。『とっとりグランマ倶楽部』とは、明治大学と鳥取大学、鳥取県の協力で行われている生涯学習講座です。そのご縁で今回、北栄町での地域活動の実態についてお話をお伺いさせていただくこととなりました。

 

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 『まちづくりネット』の活動は多岐にわたり、その中の一つに北栄町中央公民館大栄分館の指定管理業を行っています。理事長・遠藤玉恵さん、副理事の永田洋子さん、理事の福光正子さんの3名の方々と、実際に使用している公民館の調理室でお話をうかがいました。この調理室は、郷土料理や健康的食生活の研究体験や、地元の女性たち(稀に男性も参加)が語り合える大切なコミュニケーション空間だそうです。当日も地元の素材を使ったカレーライスづくりを体験させて頂き、試食しながらの懇談でした。

 

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また、北栄町は世界的にも有名なマンガ、「名探偵コナン」の作者である青山剛昌氏の故郷でもあります。町の至るところに“コナン”にちなんだオブジェが展示され、町の活性化に一役買っています。そんなコナンの街に、学生たちは地元活性化のための案として明治大学とNPOとの共同運営で行う“マンガ寺子屋”を提案したところ、実現し、9月の45日の二日間実際に“マンガ寺子屋”が開校されることとなりました。その下準備として「青山剛昌ふるさと館」の中原広美さんを訪れ、マンガのイベントを開催する難しさや注意点、今後の進展・発展についてお話を伺いました。

 

その日、学生たちは遠藤さんのご自宅に泊めていただきました。学生は、「大きい家でびっくりしました。夕食も御馳走がいっぱいで、遠藤さんが居るから、私、北栄町大好き」と目を輝かせて喜んでいました。その後、翌8日には、鳥取大学を訪ね、同校の学生たちと研究課題を協議し、深夜バスで東京に帰りました。

 

北栄町のガソリンスタンドでは、“明治大学マンドリン倶楽部・倉吉市公演“のポスターが飾られていました。「頼まれたら断れないよ。私も明治のOBだからネ。何十年も前の卒業生だけど」と笑うご主人や北栄町の町長・松本昭夫氏も明治大学の卒業生です。明治大学の卒業生が輝いている北栄町は、大変なご苦労を乗り越えた素敵な方々のいる素晴らしい町でした。

 

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