【北海道函館地区】2019年度 第6回 明治大学北海道4地区父母会就職懇談会 参加報告

【北海道函館地区】2019年度 第6回 明治大学北海道4地区父母会就職懇談会 参加報告

2019年10月26日(土) TKP札幌カンファレンスセンターにて第6回北海道4地区父母会就職懇談会が開催されました。
この「4地区父母会就職懇談会」は、先だっての「4地区父母会交流会in帯広」と同様、連合父母会の「地域父母会活動助成費」の対象事業の位置づけですが、地域的なこともあり4地区輪番制ではなく「札幌地区父母会」が毎年担当してくださっていることに感謝しつつ、函館地区からは石川会長はじめ4世帯6名が参加しました。

講演1:大学就職キャリア支援事務室 青木様からは「決して売り手市場とは言い切れない雇用環境の変化」や「経団連の方針と照らし合わせた就職活動スケジュール」、「現4年生の就職活動の振り返りのなかでの、就職活動が長引く学生の傾向と対策やインターンシップに参加するうえでの心がけ」など、わが子に声掛けする参考となることが盛りだくさんでした。さらに「就職キャリア支援センターの支援内容」の充実さが、就職に力を入れている大学ランキング9年連続1位と評価されていることにつながっていると納得しました。

講演2:1978年経営学部卒 ヤマチユナイテッド代表 山地章夫様からは講演会と懇親会を通して、会社の成長は人材の成長そのものであり、「人材を育てる重要性」と「育てた人材に仕事を任せることができる社長の重要性」、「人材を育てるために取り入れている1つの方法が《ほめ達!》であること」、「社員を怒りつけるのではなく言い方を変える」など、目からうろこのお話をたくさん聞くことができました。その結果、収益性があがり、50事業・社員670人の会社に成長し、スクリーンに映し出される社員の皆様の生き生きとした笑顔!笑顔!笑顔!に感銘しつつ、同伴された女性社員の方にこっそり「そうは言っても、社内トラブルありますよね?」とお尋ねしたところ、「人間ですから全くないとは言えませんが、解決するスピードはほかの会社よりすごく早いと思います」とニッコリ。ヤマチ社長の信念とツールの1つ《ほめ達!》のすばらしさを感じられました。余談ですが、この《ほめ達!》受講生には学校の先生も多いそうです。(早速、入門編を受講申込みした人もいます!)

講演3:2011年法学部卒 北海道銀行 平賀大基様からは、就職した企業への就職したい動機が「自分が成長できる企業」だったこと、その根底には「しっかり自己分析をして、合う合わないを軸に、その軸がブレると早期離職につながるので、軸をブラさないことが大事」なこと、自分が精神的につらいとき、親が普段通りに接してくれて「大丈夫だよ、どっちでもいいよ、好きなようしていいよ」と言ってもらえたことがうれしかったこと、もし親がいろいろアドバイスしていたら反発していたかもしれないこと、でも平賀様の奥様は反対で「親がいろいろと話を聞いてくれて支えてもらえたことがよかったこと」などから、ふだんの親子関係によって親の関わりが真逆の対応であっても、「プラス」にも「マイナス」にもなるのだとよくわかりました。

函館地区父母会の1年生保護者にお誘いをしたときに「まだ1年生なので就職懇談会は早いので・・・」と
いう声が多かったのですが、同居していないからこそ、こどもが帰省したときやこどもに会いにいった数少ないタイミングでさりげなく「就職活動」の話題に役立つ内容が凝縮された「就職懇談会」だったと思いました。

4地区父母会会長・会員はじめ、担当してくださっている札幌地区父母会のみなさま、大変お疲れ様でした。