【神奈川県西部地区】 2017年度 明治大学校友会神奈川県西部支部 第15回定時総会 出席報告

【神奈川県西部地区】 2017年度 明治大学校友会神奈川県西部支部 第15回定時総会 出席報告

7月8日(土)伊勢原市のフォーラム246にて校友会神奈川県西部地区の総会が開催されました。私たち神奈川県西部地区父母会は、箱根駅伝を共に応援するなどかねてから校友会とは交流があり、総会にお招き頂き出席して参りました。当日は真夏を思わせる天候でしたが、校友会の皆様は熱い議論をされており、充実した会議が執り行われていました。

総会は、16年度の活動報告及び収支報告、17年度の活動計画及び予算が審議され、無事承認されました。その後、記念講演として百瀬恵夫明治大学名誉教授による「明治大学名将監督に学ぶ人間力」が開催されました。明治大学が誇る名将監督と言えば、柔道部の姿監督、野球部の島岡監督、ラグビー部の北島監督が有名ですが、名将監督に共通する教育は、人間力を徹底的に学生・選手に教え込んだということです。先生は、偏差値では計れない人間力が、社会に出たときに重要であり名将監督に共通する教えであると力説されていました。「前へ」で有名な北島監督は、学生が就職活動を始めると試合に出られなかった選手と企業を回り「私が保証します」と言って学生を企業に入れていったそうです。北島先生に推薦された学生は、恩を感じなんとしても努力をします。これにより、翌年も明治の学生を企業は採用するようになり、次第に明治ルートができあがっていったそうです。学生のために苦労をいとわない監督の人間力教育です。百瀬先生の記念講演は、とても興味深いと共に楽しく、あっという間に一時間が過ぎました。

その後、懇親会が開かれ、皆様と楽しい時間を過ごすことが出来ました。最後は、恒例の明治大学校歌の大合唱ですが、そもそも、エールの年季が違います。素晴らしいエールでした。
「天っ下にぃ~、冠ったる~、メイジェっ、大学~、校~歌~~」
それこそ、肩を組んでの大合唱でした。

しかし、これで終わる校友会ではありません。この後、ラグビー応援同好会による交流会が開かれました。ゲストは「Team Japan2019」男子15人制日本代表 強化副委員長の永友洋二様です。永友様は明治大学ラグビー部主将を務め、在学中に日本代表にも選ばれています。卒業後はサントリーに入社し、同社の全国社会人ラグビーフットボール大会初優勝の立役者になり、サントリーの監督を経て、現職に就かれています。
永友様の講演の中でも印象的だったのは、明大ラグビー部の紫紺のジャージにまつわるお話でした。試合で泥だらけになったジャージは泥のシミが全て見えなくなるまで、試合に出ない部員が徹底的に洗濯するそうです。そうすることで試合に出る部員が、出ることができない部員の分まで頑張れるからです。講演が終わった後も、校友の熱い質問が相次ぎ永友様がタジタジになる場面もありました。校友会の皆様の明治愛、ラグビー愛を感じました。

明治はひとつ。
大学、校友、父母会が一緒になって明治大学を盛り上げて行きたいと思います。


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永友洋二 日本ラグビー協会 副委員長
当時を知る人に取ってみればヒーローの中のヒーロー。日本開催の2019年ラグビーワールドカップでの勝利を期待されています。