【神奈川県東部地区父母会】東京六大学野球秋季リーグ戦優勝祝勝会報告(12-11)

東京六大学野球秋季リーグ戦優勝祝勝会報告

12月11日(木) 16:30〜 於:リバティホール

 

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激闘を極めた秋季リーグ戦を見事に制した明治大学硬式野球部の優勝祝勝会が、リバティホールで行われました。予定されていたパレードは、雨天のため残念ながら中止となりましたが、生憎の天候にもかかわらず、会場には明大野球部を応援する多くの方々が、優勝を祝福しようと詰めかけました。神奈川県東部地区父母会の高橋悟会長も、連合父母会会長として来賓にお招きいただきました。

 

最初に福宮学長が、「優勝は野球部部長、監督、コーチのご指導の賜物であり、ご父母の尽力も大変ありがたく、野球部員の努力と研鑚に心からの敬意と感謝の気持ちを送りたいと思う」と祝辞を述べられました。また、「今季の試合の中では対立教大学戦が一番心に残る試合だった、10年ぶりの優勝がかかる立教大学の熱い応援にもかかわらず本学の勝利するところとなり、大変良い試合であった」と激戦を振り返られました。そして「4年生はこれで卒業だが、プロへ行く方もこれで野球を終える方も、共に戦った思い出を糧に、それぞれの道で頑張ってほしい」と選手たちを激励されました。

 

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続いて日高理事長は、「日本一になれなかったことは非常に残念だが、今季リーグ戦優勝はただ事ではない」と述べられ、「善波監督は歴史に残る名監督である。今季は大変苦しい戦いであったが、選手全員がピッチャーを盛り立てていた。彼らの団結と粘りは大変な勇気を与えてくれた。本当に素晴らしい。今後ますます発展し、伝統を引き継ぎ、明大野球部の存在感を示してほしい。心からおめでとうと申し上げる」と野球部へ心からの賛辞を贈られました。

 

次に井上野球部長は「37回目の優勝を果たし、皆様に改めてお礼申し上げます。今季は台風により2回試合が延期され、また4校が横並びとなり混戦を極めたが、明大は14試合を戦い、そこから抜け出した選手たちがこのような結果を導き出した。延べ14万人の方々に神宮球場まで応援に来ていただき、本当にありがとうございました」とお礼の言葉を述べられました。また、東京六大学野球リーグ戦優勝校に授与される天皇杯について触れられ、「1925年、東京六大学野球がスタートし、当時皇太子であった天皇陛下(昭和天皇)が応援に参加され、優勝校に摂政杯を贈られたことから後にこれが天皇杯となった」という非常に興味深いお話を伺うことができました。

 

善波監督は「本日は秋季リーグ戦優勝の祝勝会だが、残念ながら神宮大会準優勝の報告となり、誠に申し訳なく思っている。今年は春負けて夏のオープン戦まで、4年生が1つにまとまってチームを引っ張り、今季4校に優勝の可能性があるなかで1勝の差を粘って優勝が転がり込んだ。直近4年間で上昇の足掛かりができたので、3年生以下全員で来春日本一を目指していきたい。」と熱い意気込みを語りました。また、客席で控えていたユニフォーム組以外のメンバーやマネージャーを”彼らはまさに縁の下の力持ち”と讃えられ、会場からは温かい拍手が沸き起こりました。

 

最後に高橋主将が「このようにたくさんの皆様にお越しいただき、ありがとうございます。素晴らしい環境を与えてくださった学校関係者の皆様にお礼申し上げます。夏のキャンプでの厳しい練習を全員で乗り越えた成果が、優勝に結びついたと思う。神宮大会はあと一歩で優勝を逃しましたが、来年は連覇を目指して坂本主将が引っ張ってくれると思うので、今後も熱い声援、応援をよろしくお願い申し上げます。」と、周囲への感謝の気持ちと後輩への気遣いを言葉にしました。

 

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締めくくりは、高安団長率いる応援団による神宮勝歌、チャンスパターンメドレー、校歌斉唱が行われ、会場は一気に神宮球場の熱戦の雰囲気に包まれました。

 

広報 深谷