【神奈川県東部地区父母会】第91回箱根駅伝往路応援報告(1-2)

父母会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。

神奈川県東部地区父母会は、箱根駅伝では2カ所の応援ポイントを設け、ご案内とお声がけを行って参りました。

新春にふさわしい晴れやかな空の下、7年連続57回目の出場となる明治大学競走部の箱根駅伝優勝を願い、当地区の往路応援ポイント2カ所には、父母会員、現役学生、OB, OG, 明治ファンらが、紫紺の幟旗を目印に集合しました。

川崎応援ポイントの報告  往路1区 川崎中央郵便局前 8:50

張りつめた空気の中、旗が選手に見えますように、応援の声が選手に届きますようにと祈りながらその時を待ちました。遠くの空に2基のヘリコプターが見えました。先頭集団の選手たちが刻一刻と近づいている証拠です。父母会員が持参したラジオに耳を澄ますと、先頭集団に明治の横手選手がいることが分かり、安堵して期待が高まります。沿道は応援の人や幟旗で埋め尽くされ、遠くの選手を肉眼で確認することはできません。ヘリコプターがいよいよ近づき、沿道から前に出過ぎないように、という係員の声が厳しさを増し、パトカーと中継車が通り過ぎると、その瞬間はやってきました。

明治大学、横手健選手(3年)が疾走して行きます。駒澤大学、東洋大学と肩を並べて上位グループの一角を担っていました。その時点で3位といえども数十センチも差がないのではないかと思えるほどの僅差です。

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「めいじー!横手くん、頑張れ!」と声をかぎりに叫びました。お互いの若い命が鼓動し合い、とぎ澄まされた肉体と闘志を静かに燃やし、足音も無駄に立てないような洗練された芸術ともいえる疾走でした。

一瞬の熱を残して走り去った横手選手に、どうぞこのままライバルに負けることなく、できれば1位で2区に繋いでほしい、そんな願いを込めて往路川崎での応援を終えました。

川崎応援ポイント報告 広報 大久保

横浜応援ポイントの報告 往路2区 横浜駅東口

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横浜での応援組は午前8時に横浜駅東口そごうデパート時計前に集合。その後、ここより徒歩5分ほどの応援ポイントに向かいました。途中、沿道では他出場大学の応援関係者も既に場所を確保し、それぞれの大学の幟を準備していました。私たちの応援ポイントは毎年固定した場所で、今年も国道15号線神奈川トヨタ前で応援を行いました。神奈川県東部地区父母会では毎年同じ場所で応援を行っているので、会員の父母の他、明大OB・OGや、近所に住む明大ファンも集まってきます。福岡父母会の方も帰省を兼ねて家族で参加されました。幟を立て準備をしていると、明大スポーツ新聞の配布があり応援の士気も高まってきます。

今年の明大チームは、西監督がおっしゃっているように『最強世代と呼ばれた学年が4年生になり、集大成の年を迎えた』と言われるぐらい充実したチームで箱根駅伝に臨み、そのため、優勝候補との前評判。私たちの応援にも熱がこもります。1区はスタートから先頭集団をキープ。2区には3位で紫紺の襷が渡されました。2区の走者は昨年と同じ大六野 秀畝(だいろくの しゅうほ)選手。先頭走者の数秒後につけて、私たち約200名の明大応援部隊の前を通過していきました。通過時には皆で一斉に『しゅうほ、しゅうほ』と声をかけました。走者にはこの声援が何よりの活力になるそうです。そのため、声援にも自然と力が入りました。明大はその後も3~4位をキープ。5区では2位に上昇。往路は64年ぶりとなる2位でゴール。66年ぶりの総合優勝に大いに期待できる結果に終わりました。

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父母会の皆様、往路での応援ありがとうございました。2日目の復路でも熱い声援をよろしくお願いします。

横浜応援ポイント報告 広報 進林徳彦