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埼玉県西部地区

Kanto

役員研修会 報告

埼玉県西部地区父母会では、コロナ前には、例年行なわれていた役員研修会を、
2022年12月7日(土)13名の役員が参加し、3年ぶりに感染対策を充分行ったうえで、特別講義を受講し、生田キャンパス見学会を実施いたしました。

特別講義では、生活に身近な野菜について農学部・農学科 野菜園芸学研究室
元木悟教授による講義を受講し、その後生田キャンパス内にある栽培圃場を見学いたしました。

元木教授からは、野菜の栽培方法の研究について、分かりやすく教えていただき、
大変興味深いお話に、時間が経つのも忘れて聴き入ってしまいました。
その1つが、アスパラガスの「採りっきり栽培」。本来ならアスパラガスの収穫には
3年以上必要なところを、新しいホーラーという苗定植機械を開発し、深いところに、
通常より2ヶ月も早い時期に苗を植えることにより、ほぼ1年で収穫できるようになり、
また病害虫の発生も抑えられ、収穫量も多くなる栽培方法として、様々なメディアで取り上げられ
全国から注目されている研究だそうです。

その他、ミニトマトの「ソバージュ栽培」など様々な研究について知ることができました。
「ソバージュ栽培」は、手をかけずに自然に育てる栽培方法だそうです。

その後、実際に栽培圃場へ案内していただき、「採りっきり栽培」で育てられたアスパラガスの
様子や、「ソバージュ栽培」で育てられたミニトマトを食べさせて頂きました。
とても甘く、ジューシーで美味しかったです。

元木教授の野菜への愛情と、研究にご尽力される姿にとても感動しました。教授にはお忙しい中
大変貴重な特別講義をして頂きありがとうございました。

NHK Eテレ「趣味の園芸 野菜の時間」では元木教授の研究室が活動する様子などが放送されて
いるそうです。また、YouTubeにて農学部農学科の授業も観られるようです。
興味のある方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

3年ぶりに実施できた研修会。充実した1日を過ごすことができました。また、この研修会を実施
するにあたり、大学支援部 父母会連携事務室 杉浦様には、企画内容から実施に至る様々な調整を
して頂きました。また佐野様には、当日お忙しい中サポートをして頂きました。
ご両名に多大なるお力添えをいただきましたことを、厚く御礼申し上げます。