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東京都東部地区

Kanto

2022年2月度 東京都父母会連絡協議会開催

2022年2月度東京都父母会連絡協議会が2月19日(土)にオンライン形式(Zoom)にて開催されました。

【開会のあいさつ】
今回の幹事である東部地区福永会長の挨拶で東京都父母会連絡協議会が始まりました。


本日の協議会の出席者の紹介がありました。
大学からは源由里子副学長、連合父母会からは吉野由紀会長をはじめ4名の役員の方がご出席くださいました。
また、東部地区から16名、西部地区から20名、南部地区から4名、北部地区から9名、多摩地区から13名の参加がありました。

【大学講演『明治大学の近況について』】
 源副学長より「明治大学の近況について」のご講演いただきました。

●コロナ禍における本学の取り組み
明治大学ではコロナ禍における学生支援として、オンライン授業の環境整備や「緊急学生支援金」の給付を実施、また他大学に先駆けて「学生緊急支援ファンド」を学生支援・教育活動の維持を目的に10億円規模のファンドを設置したとのことです。なお、2022年度の授業については徹底した感染予防対策を講じながら通学を前提とした対面授業の実施を計画しているそうです。

●「就職の明治」~キャリア支援~
明治大学は高校の進路指導教論が選ぶ「就職に力を入れている大学」ランキングで11年連続1位との報告がありました。就職の明治の7つのキーワードは「相談」、「企業との連携」、「就職支援のノウハウ」、「情報提供」、「選考対策」、「インターンシップ」「変化対応」であり、将来を見越して早期からやるべきことを把握し、主体的な行動を起こすきっかけを提供しているそうです。

●明治大学の国際化
明治大学ではこれまで多くの留学生の受け入れ・送り出しをしてきました。2009年に文科省の国際化拠点整備事業(通称 グローバル30)の採択(13大学)を機に、明治大学の国際化が急速に進展していったそうです。また、多彩な留学プログラムを提供しており、長期留学に関しては、海外協定校が世界45か国・地域4266大学・学部にあるそうです。留学経験学生数はこの10年で7倍になっており、これからさらに伸ばすことを目標としているとのことです。しかしながら、コロナ禍のため従来の留学プログラムを提供することができない状況ではあります。そのようななか、協定校や提携校が実施する研修をオンラインで受講できるオンライン留学を提供しているそうです。

●その他
明治大学の研究力、明治大学の社会貢献・社会連携、今後に向けての明治大学グランドデザイン2030についてのお話しがありました。明治大学には明治リバティアカデミーという生涯学習講座が開校されており、年間360を超える幅広い講座が4キャンパスで展開され、学生からシニア層まで、年間約16000人の方が受講しているそうです。また、生涯教育講座の新たな展開として「女性のためのスマートキャリアプログラム」を開講し、女性の仕事復帰、キャリアアップの支援をしているとのことです。

【連合父母会講演】
明治大学連合父母会安里副会長より、連合父母会の取り組みについてご講演いただきました。

●父母会の目的
 父母会の目的を3つのキーワードでお話していただきました。
① 父母会は大学と父母の架け橋となり明治大学ファンを増やす
② 活躍する学生には応援を、経済的に困っている学生には支援を
③ 明治大学は第二の母校

●父母会の構成
連合父母会とは、全国57地区および4つの国と地域の父母会長全員によって組織されており、全国57地区の父母会は30,674名(2021年5月1日現在)から構成されているとのことです。

●連合父母会の主要8事業
連合父母会の主要8事業についての説明がありました。
① 父母懇親会の開催(2020年、2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響のため中止)
② 連合父母会奨学金の給付
③ 学業・課外活動等への助成
④ 境域振興賞・学部長奨励賞の授与
⑤ 教育・研究の講演
⑥ 卒業記念品の贈呈
⑦ 大学および父母会の応援
⑧ 父母交流会の開催(2021年度はオンラインにて11月28日~12月5日に開催)

●父母会費の内訳
父母会費の収入と支出についての説明がありました。

●連合父母会執行部の主な活動予定
連合父母会執行部では大学の活動制限指針を踏まえた安全・安心・健康な父母会活動を推進する、との説明がありました。コロナ禍が収束しない中でも柔軟に対応して父母会活動でやりたいこと・こうありたいこと思う姿を実現していくそうです。連合父母会LINEや暁の鐘(広報誌)を通じて各地区の父母会活動について発信しています。

●今後の課題
今後の課題として、「デジタル化で、より参加できる、しやすい父母会に」にしていくことや、「感動を全国に!もっとMスポ、M芸、全力応援」とのもと、スポーツと芸術の力で地方を活性化する、との説明がありました。役員の方はもちろん、一般会員の方に幅広く、行事の参加呼び掛けをしていきましょう、とのメッセージをいただきました。

【各地区の活動報告】
昨年度に引き続き、どの地区もコロナ禍のため活動を自粛しており、新規役員の勧誘に苦戦しているとのことでした。
しかしながら対面での活動が厳しいなか、どの地区も様々な工夫をしてSNSによる情報発信やオンラインによるイベントの開催をする等、可能な範囲で活動をしていることが報告されました。
各地区からの報告のなかで特徴のあったものを紹介いたします。

●東部地区(田代副会長)
東部地区では、昨年の11月6、7日に全国相撲選手権の応援で大阪まで遠征いたしました。次年度の開催地は東京の両国国技館とのことで、東部地区での開催となります。今後、東部地区では相撲部の応援・支援を積極的に行っていく予定です。


●西部地区(栗林会長)
西部地区では八幡山合宿所コロナ対策関連支援を実施しており、今年度は運動部12クラブ(西調布合宿所2クラブを含む)や文化部3クラブ(明オケ、マンドリン、明スポ)の支援を実施いたしました。


●南部地区(安部会長)
南部地区では、1月3日のYouTubeの箱根駅伝応援会に参加しました。その際、南部地区のZoom懇親会に参加いただいた御父母のご縁から動画バックの演奏を明大1年生の方にお願いすることになり、校歌をヴァイオリンで演奏していただきました。


●北部地区(高木会長)
北部地区でも、役員数が減少するなか、新たな運営体制を構築し、リアルとオンライン活動の融合をはかりました。また、コロナ禍により実施できていない「日帰りバスツアー」や「高尾山ハイキング&ビアマウント」等のコロナ禍前の活動の継承に取り組みました。


●多摩地区(畑会長)
多摩地区は全国の地区父母会の中で2番目に会員数の多い地区です。多摩地区では、まん延防止等重点措置が解除されコロナ感染が緩やかになってきた頃、多摩地区の殿ヶ谷戸庭園や武蔵国分寺講演等の名所・旧跡を巡るウォーキングツアーを有志メンバーで実施する予定です。


【5地区行事について】
東部地区福永会長より、今後の5地区の行事の予定および新たな取り組みついての報告がありました。
新たな取り組みとして、5地区で横断的な活動をすすめていくことが報告されました。

【連合父母会会長のあいさつ】
最後に連合父母会吉野会長よりご挨拶をいただきました。
吉野会長からは、希望をカタチに変えていくためにどんなことをしたらよいかをみんなで考えていきたい、とのお話を伺いました。


【閉会のあいさつ】
次年度幹事である西部地区栗林会長の閉会のご挨拶をもって東京都父母会連絡協議会は閉会いたしました。


長時間に渡ってご参会いただきました皆様、ありがとうございました。
コロナ禍の大変な時期ではありますが、東京都5地区父母会の絆でさらに活発な活動ができるよう検討し、東京都5地区父母会を盛り上げていきましょう