2022年度 東京都父母会連絡協議会のご報告

2022年度 東京都父母会連絡協議会のご報告

2022年度東京都父母会連絡協議会が、駿河台キャンパス・アカデミーコモン2階大会議室において、2023年3月4日(土)14時より、東京都5地区協議会の2022年度幹事地区である西部・勝部会長の開会のあいさつで始まりました。
昨年・一昨年は、コロナ禍によりオンライン開催となりましたが、今年度は、リアルとWEBを組み合わせた「ハイブリッド形式」にて開催することができました。5地区運営役員参加者57名のうち54名がリアル参加で、内訳は、東部14名(うちオンライン3名)、西部22名、南部8名、北部6名、多摩7名でした。
机上には、明大コラボのお菓子(「めいじろうとペコちゃんのチョコチップクッキー」、「明大生が開発に関わったハッカ飴」、「明大ゴフレット」)や「明大茶」が配布され、なごやかな雰囲気の中での幕開けとなりました。

アカデミーコモン2階大会議室の様子

まず、研究担当副学長である乾孝司・総合数理学部教授より『明治大学の近況について』と題する講演を聴講しました。40分という限られた時間でしたが、「授業運営」「国際化の取組」「キャリア支援」など盛り沢山の内容がコンパクトに纏められており、明治大学の学生支援が、私たち父母の期待を遥かに超えて深化していることがよく分かる内容でした。
また、研究担当副学長ならではの、学長を機構長とする研究・知財戦略機構のお話がありました。「研究所や特定課題研究ユニットから推薦を受けたものが研究クラスターとなり、さらに機構の付属研究機関である特別推進研究インスティテュートに発展する」というご説明と、具体的にいくつかのインスティテュートのご紹介がありました。周囲の役員からは「大変興味深く、もっと詳しくお聞きしたい」という声が上がっていました。

乾副学長に続き、御子柴嘉穂里・連合父母会会長より『連合父母会の取組について』と題する講演を聴講しました。連合父母会の沿革、現在取り組んでいる8事業、「2022年アクション」などのお話に加え、明大父母会が2024年に創立50周年を迎えるにあたり、去る3月3日に父母会50周年ティザーサイトがアップされたこと、50周年記念のロゴが確定したこと、そして2024年3月2日(土)、3日(日)に、アカデミーコモンを貸切にて50周年記念式典が開催されることなどが紹介されました。
その後、南部・笹原顧問より、父母会50周年記念企画の一つである「スポーツ監督リレー交流会」(オンライン講座)について説明がありました。

集合形式でのコンテンツの最後に、司会進行の西部・勝部会長より、LINEが2023年6月1日より予定している「LINE公式アカウントの料金プラン改定」についての概要説明がなされるとともに、本料金プラン改定を機に、西部はこれまで開設していた地区独自アカウントを見直し、連合父母会が展開している「父母会公式LINEアカウント」活用を進める旨の紹介がありました。

その後、休憩を挟んで、出席役員が各地区混合で5グループに分かれ、
① 2022年度実施した活動で、今後も継続したいイベント(10分)
② 2023年度以降、新規に実施したいイベント案(20分)
③ 2023年度新規役員勧誘活動(30分)
について、意見交換が行われました。

Aグループ
Bグループ
Cグループ
Dグループ
Eグループ

①では、東部が11月に主催した「全国学生相撲選手権大会の応援会(両国国技館)」、西部が9月に主催した「関東大学アメリカンフットボールTOP8開幕戦応援会(東京ドーム)」の継続実施を求める声などが出されました。

②では、南部の役員から「コメコメ大作戦」と銘打って計画する米どころ地区父母会とのコラボイベント(米作農家のご父母等から、明大体育会の合宿所にお米を差し入れていただく形で体育会を支援していただき、そのお礼として米作農家ご父母を体育会の試合観戦ツアーにお招きするイベント)の紹介がありました。他にも、地方の生産者ご父母と東京で一人暮らしをする明大生をつなぎ、「旬の野菜をふんだんに使ったサバイバル料理教室」を開催する案、「サバイバル弁当」を作って明大生に夕食用に廉価で販売する案など、一人暮らしをする明大生の心と身体の健康を食生活の面からサポートする、役員の思いがほとばしるアイディアが出されました。

③では、「父母会」という名称自体が、一般ご父母にとって小中高のPTAを想起させ「面倒なことを頼まれるのではないか」という印象を持たれるおそれがあり、例えば「明大生サポーターの会」といった名称にするのも一手ではないか、という意見がありました。また、「父母会の活動内容・実態が分からず敷居が高い」という方々にも、まずは気軽に参加していただける「お試し入会」を取り入れてはどうか、といった意見も出されました。

各地区の役員から出された要望やアイディアはどれも興味深く、実現までのハードルが高いものも含まれてはいるものの、5地区の合同事業としてぜひやってみたいと思うものばかりでした。グループで楽しく語り合っているうちに、あっという間に予定の60分が過ぎてしまいました。
最後に、2023年度幹事地区である南部・安倍会長より閉会のあいさつがあり、内容の詰まった協議会を予定どおり16時45分に無事に終えることができました。

本協議会のため貴重なお時間とご協力を頂戴いたしました乾副学長、連合父母会の御子柴会長、栗林副会長、吉野顧問、高瀬事務長はじめ父母会連携事務室の皆さま、本当にありがとうございました。

2023年度も東京都5地区にぜひご期待ください!