【九州地区協議会】平成最後の「関東大学ラグビー対抗戦グループ 明治大学対早稲田大学 応援会」に参加しました。

【九州地区協議会】平成最後の「関東大学ラグビー対抗戦グループ 明治大学対早稲田大学 応援会」に参加しました。

 12月2日(日)、関東大学ラグビー対抗戦グループの優勝をかけた大一番、対早稲田大学戦の応援会に参加しました。昨年に引き続き、今年も九州地区協議会から父母会・学生合わせて22名の参加を頂きました。今シーズン、慶應義塾大学に不覚の一敗を喫するものの、王者帝京大学に唯一土をつけた明治大学ラグビー部は俄然注目の存在となり、前売りチケットは完売し、当日は22,000人を超える観客が秩父宮ラグビー場に詰め掛けました。
 明治優勢との下馬評でしたが、なかなか予想通りにならないのが伝統の明早戦です。当日は立ち上がりに先制トライを許す苦しい展開で、前半戦のゲームは進んで行きました。
 後半に入り、我慢を強いられる場面が続く中、相手ゴールライン近くのペナルティでスクラムを選択し、フォワード戦に勝負を挑んだ明治大学でしたが、逆にスクラム内でのペナルティを取られてしまい、ここから一気にゲームの流れは早稲田大学に傾いて行きました。
 試合終了まで5分を切ったところで、スコアは13-31。勝負あり。と誰もが思っていましたが、ここから明治大学は怒涛の反撃に転じます。途中交代で入った松岡君、1年生の雲山君が立て続けにトライを奪い、松尾君が冷静にコンバージョンゴールを2本とも決めて1トライで逆転可能な27-31まで迫ります。アディショナルタイムに入っても明治サイドの大応援団は奇跡を信じ最後まで声援を送りましたが、残念ながらそのままノーサイドの笛で試合は終了しました。
 対抗戦グループの優勝には僅かの差で届きませんでしたが、ラグビーシーズンは大学選手権へと舞台を移します。「正月越え」を必ず現実のものとして、慶應義塾大学、早稲田大学とのリベンジマッチを必ず実現してもらいたいと思いながら、九州への帰路に就きました。

試合前日は決戦の舞台となる秩父宮ラグビー場周辺を散策。小春日和の中、神宮外苑のいちょう並木は紅葉の見ごろを迎えていました。

スターティングメンバ―発表。昨日と違い天気は一転。低い雲が垂れ込めた冬空となりました。九州出身者は箸本君、松尾君、森君の東福岡高校トリオです。

チケットは完売。観客は22,256人!久しぶりの超満員の中で行われた明早戦でした。

スクラム戦では常に優位を保っていたフォワード陣でしたが、まさに足元をすくわれた結果となってしまいました。

ラインアウトもほぼ完璧に近い出来だったと思います。最後まで奇跡を信じて声援を送りました。

明治大学ラグビー部の関係者の皆様、また会場に足を運んで頂いた明治大学ラグビーファンの皆様並びにOBの皆様、「明早戦」の醍醐味を十分に堪能させて頂きました。加えて九州地区協議会のみなさん、遠路より応援会のご参加ありがとうございました。ラグビーワールドカップイヤーの来年は、「春の明早戦」が開幕100日前イベントとして、開催都市の一つである大分市で2019年6月9日に開催される予定です。多くのラグビーファンの皆さんのご来場を楽しみにしています。

2018年度 明治大学大分県父母会
顧問  岡田 司朗