【三重県】三重県父母会駿河台キャンパス見学(明治大博物館めぐり)

【三重県】三重県父母会駿河台キャンパス見学(明治大博物館めぐり)

三重県父母会では、10月21日(土)東京六大学野球(明大対東大戦)応援ツアーを計画していました。ところが、急な台風の到来で、当日の朝から雨模様、野球は順延となりました。すでに、東京にやってきていた父母を中心に、急遽、キャンパス見学会(明治大学博物館めぐり)を実施しました。以下に、報告させていただきます。これから野球応援を計画される際の、参考にもしていただけたら幸いです。  *文末の(  )内はペンネーム及び俳号です。

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(駿河台キャンパス見学)
明治大学駿河台キャンプスの最寄駅、神保町には人気のカレー店がたくさんあります。専門店だけでも30軒ぐらい、全国一のカレー店密集地域だとか。若いサラリーマンや学生が多いからでしょうか。サラリーマンならさっとランチ済ませて午後から仕事? 学生なら女子を誘ってカレーの後に甘いものまでがんばって一日のバイト代全部使い切り、男子組ならさっさとカレー食べちゃって麻雀?(古いかな)、勝てばさっきのカレー代のおつりがきます。 
カレー食べ次は何する神保町 (ガンジー)

駿河台キャンパスは活気に満ち溢れていたように思います。特にお手洗いについてはとても綺麗でお掃除も行き届いていると感じました。生田校舎のお手洗いは大変古く、使い勝手が悪いそうです。生田のお手洗いの件は以前の学長もおっしゃっていましたが、未だに改善がなされていません。これから生田で学ぶ学生のためにお手洗いの改善をお願いしたいと今回強く思いました。
駿河台どこのトイレに入ろうか (プリティーウーマン)

(明治大学博物館めぐり)
創立当時はパリ大学への留学が多かったようですね。自由の国フランス。権利自由・自主自立の校風のルーツはこの辺りにあるのでしょうか?昔の学ラン、帽子からは、男明治のイメージが。でも、女子教育にもずいぶん力を注いでいたことも分かりました。
明治の志パリの涼風透きぬけて (ティファニーで朝食とりたい人)

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明治大学博物館は現在に至るまでの明治大学の歴史がとても詳しく説明されていました。また、明治大学が調査研究した遺跡から発掘した石器が沢山展示されておりました。明治大学が、日本の考古学の発展を担ってきたのだなと感じました。そして、博物館の中でも一番目をひいたものが、拷問器具のレプリカでした。高校時代に世界史の授業で先生が話していたものが突然現れ、大変衝撃でした。また、公事方御定書、生類憐みの令などはレプリカではなく現物が展示してあります。色々学ぶことの多い博物館でした。(インディージョーンズ)

「生類憐みの令」「武家諸法度」とかレプリカの表示がなかったのですが、本物だったのでしょうか?また、発掘からの出土品の展示がすごいです。石器にもいろいろな材質・形があるのですね。土器やその他の道具を通して、時代の流れや人々の暮らしぶりに思いを馳せることができました。  
「初めて見ましたギロチン台や絞首刑のミニチュア版。展示物を前に、死刑制度の是非について少しだけ議論しました。法学部のゼミ生になった気分でした。」
「時を経て、私達は平和を背にして、今、笑っています。」
菊供養ギロチン前の笑顔かな (ローマの休日)

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「阿久悠記念館では、作詞直筆のものがのこされていて、ちょうど私達の青春時代を共に通り過ぎた歌の数々に、忘れかけた過去と共に過ごすことができました。また、阿久悠さんご自分の父母について語った詩が展示されていて、胸を打ちました。心の凝縮は真実の中にあると思いました。」 
UFOと消えた青春秋の燈 (月曜日と雨の日の気分)

「また逢う日まで逢える時まで、別れのその訳は話したくない♪」からの「壁際に寝返り打って背中で聞いている、やっぱりお前は出てゆくんだな♪」からの「お酒は温めの燗がいい、肴はあぶったイカでいい、女は無口な人がいい♪」からの「ズンズンズンズン ピンポンパポーン♪」からの「それでもいいわ、近ごろすこし、地球の男に飽きたところよ♪」などなど。みんな阿久悠作詞です。生涯の作詞は5000曲とか。その歌詞の多様性には、ほんとびっくりさせられます。
明治には多様性こそよく似合う(狼なんて怖くない)

(旅の終わりに)

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明治大学野球最終戦を残して、総選挙という勝負を控えた首相に、偶然にも、ホームで会い、握手して頂きました!その後自民党は大勝利。明治大も勝機ありの予感。台風も追い風にしてください。 
秋空を見上げ飛び乗る応援団
名高き月首相と握手試合前 (星に願いを)

今回は、雨天により実際の野球応援をすることはできませんでした。(秋空のもと応援団・チアリーダーの皆さんに導かれての応援はLIVE感覚満載でノリノリ!!ってきいています)でも、「野球応援したい人この指とまれ!」から始まって、「じゃ、具体的にどの日、どの試合にする?集合場所は?集合時間は?応援グッズは?応援スタイルは?」などなど、頭の中でたくさんの妄想応援やりました。台風接近という自然現象には勝てなくとも、明大野球部は僕たちが応援するはずだった東大戦に連勝してくれました。
声援は必ず届く鰯雲 (瀬戸内少年野球団)

三重県父母会俳句同好会 編
泥染の白球描く放物線
銀杏(いちょう)散るカレーの香り学生街
三重テラス文殊の知恵で秋を食う (ムーンリバー)

会長は失敗のマザー秋灯し  
オーラなら父母会母の大勝利  
団長は大和撫子秋茜    (メロディフェア)

並木道落ち葉色づく駿河台
風に乗り泥球なびく秋空へ
そびえ立つ学びの園よ栄えあれ (ファインディングニモ)

おごそかに豊子の変換十六夜
台風の目にも鮮やか芸妓かな 
応援のタオルで拭う秋の雨
純な心子で咲き誇れ曼殊沙華 (秋のカレー祭り)

波風を立てても前へ稲穂原
自我眺め波風おさめし十六夜 
台風一過気付けばそこに明治愛(小さな秋の物語)