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【福島県父母会】就職説明会の報告(10-28)

 平成24年10月28日(日)に郡山市にある福島県看護協会会館「みらい」において福島県父母事業の就職説明会を開催しました。あいにくの雨模様で参加者の足もとの悪さや交通事情等心配されましたが、66名の参加者がありました。松本副会長の進行で予定どおりに会を進められました。各講師の講話をまとめてみました。

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≪大学キャリア支援部 福田部長≫

 4月、5月で就職内定しないからといって、落ち込む必要はまったくない。ビックネームの上場会社は落ちるのがある意味当たり前と考えるくらいでちょうどいい。来春まで10ヶ月以上ある。明大生なのだからあきらめないでチャレンジすれば、おのずと内定する。卒業式の前日、当日に採用決定する生徒が例年いる。あきらめないことがポイント。

 

 

≪福島トヨタ自動車㈱ 西村常務取締役 ≫

 とにかく元気で明るい学生を求む。面接において、質問に対して多少、誤りがあってもレスポンスよく、はきはき返す学生を私は望む。明大生を待っている。

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≪日本全薬工業㈱ 中畑総務チームリーダー≫ 

 明大卒が弊社には7名いる。皆活躍している。

 当社は経営理念を理解し、この実現に向けて実践できる人財を求めている。就職試験に臨む際は、その会社の業界や会社の経営理念、求める人物像をよく理解して臨むむことが有効と考える。地元企業で活躍したいと思っている学生を求む。

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≪OB就職体験 福島中央テレビ 伊藤 伸輔氏≫

 ① 就職活動は3年の1~2月頃から開始。新聞社、マスコミ受けるが連戦連敗。

 ② 4~5月、良い意味で自分をよく見せるよう心がけ、業種を絞らずどんどん受けた。

 ③ 6~7月、福島でも就活し、今の会社に採用になった。

 ④ 採用の一次面接を担当したが、なんだかんだといって採用側は、雰囲気で○×つけるところがある。面接は数をこなすことが、一番の近道と考える。

 ⑤ 面接時の質問に対しては、求めに応じた受け答えをすることが出来ることがポイントと考える。

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≪父母の支援体験 石井 邦子元会長≫

 親として心がけたことは次のとおり

 ① 何気に情報(就職環境や大学の就職支援内容ほか)を提供した。

 ② コミュニケーション力(自分の言葉で話す)をつける機会を作り提供した。

 ③ 子供に根ほり葉ほり聞かないようにした。

 ④ 子供が選んだ会社にケチをつけないようにした。

 ⑤ 就職活動のための軍資金(衣類代、交通費ほか)を用意した。

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どの講話も示唆に富んだものでした。終了後のアンケート結果をみても多方面からのカリキュラムで有意義で大変よかったとの声が多くありました。特にOBの就活体験は「具体的で大変参考になった」、父母の支援体験も「身にしみた」、「耳が痛かった」等の記述が多くあり、昨年のアンケートの結果を反映させた今年度の就職説明会でしたので当初は心配もありましたが、会員の要望に添えたことが主催者としては大変うれしく思い報告させていただきます。

また次年度に向けて内容を検討しながら運営していきたいと思います。