マンドリン俱楽部チャリティコンサート鑑賞のご報告

マンドリン俱楽部チャリティコンサート鑑賞のご報告

6月17日(土)明治大学マンドリン倶楽部チャリティコンサート
第11回藤沢演奏会が明治大学校友会藤沢地域支部主催により藤沢市民会館大ホールにて開催されました。
大正12年(1923年)に創設された明大マンドリン倶楽部は今年101年目を迎えました。
当時明大生だった、著名な作曲家古賀政男先生によって独自のカラーが創造され
あらゆるジャンルの曲を演奏しようというフロンティア精神が底流となったそうです。
その精神を受け継ぐように、コンサートでは色々な曲が演奏され、それぞれがマンドリンならではの豊かな音で表現されていました。

第1部は明治大学校歌で幕開けし、続くクラシックの名曲たち。
クラシックファンでなくとも、曲を聞いたことがあるという人は多かったのではないでしょうか。それらをとても美しい音色で聞かせてくれました。

第2部は日本の名曲と題し中島みゆきさんの「地上の星」で始まりました。
古賀メロディーの「丘を越えて」「影を慕いて」「東京ラプソディー」は時を超えて若々しく演奏されて、古賀先生もきっと感動して後輩達を誇りに思ってくださっているのではないかと感じました。
平成ヒットソングメドレーには、想い出の曲に思わず口ずさみたくなった人も多かったのではないかと思います。

第3部のオープニングはなんとエレクトリカルパレードのテーマ曲、きらきらしたパレードのライトが見えてきそうなわくわくするスタートです。
マンドリンで奏でる世界の名曲は映画音楽からジャズやラテンまで、
素晴らしい演奏でそこに広がる世界観はまさに変幻自在、
映画のワンシーンやタンゴを踊るペアが背景に浮かんでくるようです。
マンドリンの音色に加えてギターや打楽器などが更に世界を広げていきました。
圧巻のドラムソロが加わったビッグバンドジャズの名曲Sing Sing Singでは
ビッグバンド顔負けの迫力がありました。
曲が変わるたびにそれぞれの違った魅力に引き込まれます。
明大マンドリン倶楽部は歴史があるだけではない実力派です。

アンコールも大変盛り上がり、終わってしまうのがとても残念で緞帳にまだ降りてこないでっと願ってしまうくらい、本当に楽しいコンサートでした。
ご鑑賞くださいました神奈川県西部父母会会員の皆様、心より感謝申し上げます。

コンサートの売り上げの一部が明治大学校友会藤沢地域支部より藤沢市愛の輪福祉基金および藤沢市社会福祉協議会に寄付されましたことをここにご報告いたします。

※神奈川西部地区は、神奈川県の下記の市町村です。
相模原市、大和市、綾瀬市、藤沢市、座間市、海老名市、寒川町、茅ヶ崎市、厚木市、伊勢原市、平塚市、清川村、秦野市、中井町、二宮町、松田町、大井町、開成町、小田原市、山北町、南足柄市、真鶴町、箱根町、湯河原町