『明治大学野球部 春季キャンプ視察 & 海鮮丼ランチ バスツアー』 ~明治大学野球部のフィジカルトレーニングを学ぶ~のご報告

『明治大学野球部 春季キャンプ視察 & 海鮮丼ランチ バスツアー』 ~明治大学野球部のフィジカルトレーニングを学ぶ~のご報告

2月18日、小雨があがった立川市。定刻の7時30分にバスは静岡県沼津市に向けて出発しました。
参加者は一般会員、運営委員合わせて42名。多摩地区研修会として2年生運営委員プレゼンツ「明治大学野球部春季キャンプ視察&海鮮丼ランチバスツアー」~明治大学野球部のフィジカルトレーニングを学ぶ~の始まりです!

行きのバス内ではお茶とお菓子が配られ、参加者が順番に自己紹介をした後に野球応援練習です。
お子様が応援団所属の運営委員指導の下、皆で元気に声を出したり歌ったり。…のはずが…できない!
神宮球場であんなに聞いているのにいざとなると全然ついていけず、気持ちだけ先行して固まってしまうバス内…。
音源やコール、歌詞まで準備したのに。あと30回は練習!と厳しいダメ出しが下されました…。
神宮ではいかに応援団にリードされていたことか。あの広いスタンド全体をまとめて盛り上げる、選手たちを鼓舞する、応援団の学生たちの力量、凄まじい努力とありがたみを実感。応援団ってすごい…。

さて気を取り直して、バスは最初の目的地、沼津港市場に到着です。
10時30分、少し早めのランチは丸天さんというお店の海鮮丼または大海老の天丼です。
予約の際、写真でどちらもそのボリュームは見ていたのですが、実物ははるかに凄い!迫力ありすぎ!
いざ目の前にして、いい歳をした父母たちが目をキラキラさせて歓声を上げんばかりです。
私は海鮮丼をいただきましたが、これ見た目だけじゃなく本当に量が多く、食べても食べても刺身が出てくる。また、セットのあら汁も全く脇役感はなく沁みわたる美味しさで…。はい、全てしっかり完食いたしました。

そしてランチの後はしばしの自由時間です。
周辺には土産物屋が多く、身がふっくらとした干物など海産物がたくさんあります。各々買い物をしたり、海を眺めて散策したり、あれだけのランチ後にもかかわらず別腹にソフトクリームなど放り込む人が続出したり(笑)
こうしてたっぷり沼津港を満喫したら、次はいよいよ野球部のキャンプ地、愛鷹広域公園へ向かいます。

12時30分、野球場に到着。
球場入口には「明治大学野球部キャンプ観覧入口」の看板があり、見に来るお客さんが多いことを窺わせます。
マネージャーによると、このキャンプ中は宗山主将への取材も連日あるということでした。
ところで、この野球部沼津キャンプは40名の主力選手が参加しているとのこと。
このメンバーはキャンプ直前に発表されるそうで選ばれるために皆が必死の努力を重ねてきたと聞きました。

まずは多摩地区出身!2023春のリーグ戦首位打者!副将、新4年の飯森選手です。
到着した私たちへ挨拶と今期にかける思いを語ってくれました。
その若さあふれる眩しい姿を拝み、父母たちの気持ちが盛り上がったところへ続けて次は田中監督が!!
とても丁寧なご挨拶と見学のお礼のお言葉をいただきました。
監督によると、キャンプには大学関係者では地元校友会の方々が訪れてくださるが、父母会が団体として来たことはおそらくないとのことでした。
(少しは我々も印象に残ったでしょうか。多摩地区には野球部の球場と合宿所があり、こちらは勝手に親しみを感じているんです。)
また、田中監督へ「今年もまた監督の強いチームを見られるのが楽しみです!」とお伝えしたところ、「いえいえ、選手が頑張っているんですよ」と柔和な笑顔で選手へのリスペクトが出てきました。こういうところ素敵ですよねぇ。憧れます。

その後は新4年、主務の岸上さんのお話を聞くことができました。
仕事の内容は、選手個々のフィジカルから学業の状況まで管理、新入部員候補の高校生のリストアップ、経理業務(と簡単に言いますがびっくりする金額でした)などたくさんあり、グランドより室内で事務をすることが多いそうです。表から裏まで部を支え、運営には欠かせない役割なのだと知りました。
岸上さんは「自分が試合に出て得点をあげ直接勝たせることはできないけれど、マネージャーとして勝利に貢献する仕事をしていきたい」と真剣な眼差しで語っていました。野球部の重要なメンバーですね。応援しています。
続いて、野球部常勤のトレーナーでキャンプにも帯同している織原さんのお話です。
柔道整復師、はり師など施術に関する様々な資格を持つ織原さんが何度も仰っていたのは「大学生は大人、自分で自分の管理をすること」。しかし日常では、ケガをしない工夫としてアップの内容を充実させることやそのメニューの回し方で苦心することもあるとのことでした。選手を大人として扱い、自分のベストな状態は常に自分の力で維持できるよう導く織原さんもチームを支える大事な一員でした。

そしてそして!宗山主将です。
「昨年春は優勝できましたが秋のリーグ戦では優勝することができず、4連覇を逃してすごく悔しい思いをしました。春の全国大会でも決勝で青山学院に負けて自分たちの力のなさを感じたので、今、その課題に向けて全員毎日一生懸命頑張っています。今年のリーグ戦では昨年の悔しい思いをぶつけられるよう、そして目標である4冠を達成できるよう頑張りますので、これからも引き続き応援よろしくお願いします!」
宗山選手は、世間的には2024ドラフトの目玉、侍JAPANに選出などの注目が集まるのですが、ここではチームを引っ張る主将としての力強い言葉だけが聞かれ、とても頼もしい印象でした。

また、野球部へたくさんの差し入れを用意しました。
パイナップル、ポンカン、イチゴ、文明堂のどら焼き、果汁100%ジュース、ゼリー飲料、ふりかけや韓国海苔。
選手たちの満足と栄養とご飯をたくさん食べられるように…親心目線のチョイスです。
後で聞いたところによると宗山主将はイチゴが好物とのこと。こちらで勝手に良かれと選んだけれど嬉しいものです。

野球部の皆さま、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
割愛しておりますが、他にもいろいろなお話を選手等に聞かせてもらったこと、田中監督も予定では一度だけ挨拶をさせていただく約束だったのに実際は数回にわたり私たちのところにいらしてくださり、思い出深い経験となりました。

内容充実の一日もそろそろ終わり。予定通り、15時に球場を発ち帰路となります。
はい、企画運営の2年生は帰りのバスも寝させません(笑)豪華景品たくさん、ビンゴ大会!!
景品はマネージャーにこっそりお願いした選手たちのサイン寄せ書き色紙3枚、主力選手のサインボール計12個を筆頭に、明大グッズのTシャツやキャップ、めいじろうグッズなどなど。お菓子やお茶も用意してハズレは基本ありません。
いやー盛り上がりました。びんごぉーーっ!の声が上がるたび、車内は歓声に笑い声、一部悲鳴のような声も。やはり宗山ボールが奪い合いになりましたもの。

そうして楽しく過ごしているうちにバスは立川へ無事到着。
皆さまには本日の記念としてキュッと締まった味がとても美味しい沼津の煎茶「愛鷹茶」をお配りして解散となりました。
立川へ帰着しバスが停車した瞬間、車内で拍手が起こりましたこと、2年生は忘れません。
皆さまのご協力のおかげで大成功となったバスツアーでした。ありがとうございました。