明治大学交響楽団第100回記念定期演奏会鑑賞のご報告

明治大学交響楽団第100回記念定期演奏会鑑賞のご報告

2023年12月28日(木)、すみだトリフォニーホール大ホールにて、明治大学交響楽団第100回記念定期演奏会が開催されました。当楽団は1923年4月末に尾原勝吉先生らによって創立され、今年でなんと100年を迎えました!!
団員数は約200名、OB・OGは総勢2000名を超えています。
開場前から列が並び、開演前には3階までの座席がぎっしりと埋まっておりました。

一曲目は、スタートにふさわしい、D.ショスタコーヴィチの祝典序曲です。トランペットの音色から始まり、クラリネット→ホルン→チェロと移っていき、メロディーに厚みを増し終盤では金管バンドが加わって、力強いファンファーレとなりました。
二曲目は、P.チャイコフスキーのバレエ組曲「白鳥の湖」より抜粋です。有名で馴染みある曲で、ハープとオーボエの心地良い音に癒されました。
三曲目は、S.ラフマニノフの交響曲第2番 ホ短調 作品27です。第1楽章から第4楽章まで、どのパートも全力で演奏しているのが伝わってきました。最後は全身に鳥肌が立ち感動しました。

会場は拍手が鳴りやまず、指揮者中田延亮先生がアンコールに答えてくれました。曲は、歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲で幕を閉じました。観客の皆さんは大変満足な表情をなさっておられました。
演奏を聴かれた方は、感動間違いないです。来年、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。