明治大学連合父母会 創立50周年記念行事参加のご報告

明治大学連合父母会 創立50周年記念行事参加のご報告

2024年3月2日(土)と3日(日)の2日間、明治大学連合父母会創立50周年記念の行事に参加してきました。
我々が生まれたころから父母会の活動が始まっていたのかと思い、歴史を感じさせます。

まず、3月2日(土)の前日祭です。
連合父母会会長の開式の辞の後、祝賀公演がスタートしました。
いきなりの応援団による迫力ある演舞、そして参加者を巻き込んでの応援です。
普段使わない筋肉とリズムに四苦八苦しながらも、一緒に体を動かすことで気分も乗ってきました。
混声合唱団の方々の柔らかな歌声でリラックスした後はハーモニカソサエティー&寺澤ひろみさんの演奏会。
寺澤さんはハーモニカ奏者でありながらおんな酒場放浪記にも出演されるマルチな方で、5本のハーモニカを使った演奏に驚かされました。

午後の記念講演では「味覚メディアが拓く未来」を聴講しました。
2023年にイグ・ノーベル賞を受賞された総合数理学部の宮下教授の講演です。
電気の力で塩味を濃く感じさせたり、味を記録して再生させたりといった研究を紹介されました。
デモンストレーションでは、トマトの味を再現させた液体とチーズを組み合わせて造られたカプレーゼを試食し、再現度の高さに驚きました。
「良薬口に苦し」ではなく「美味しさと健康の両立」を実現したいという言葉が印象に残りました。

夕方からの記念コンサートではBSSO(ビッグサウンズソサエティーオーケストラ)の演奏、そして宇崎竜童さんと阿木燿子さんご夫妻によるTalk&Liveがありました。
BSSOは大学生とはいえベテラン感のある演奏会でした。演奏の合間にあるソリストの紹介も楽しめました。

最後の宇崎さん、阿木さんは明治大学で出会ったとのこと。昨年デビューから50周年を迎えられたということで父母会の歴史と重なり感慨深いなー。
宇崎さんは我々の父母世代とは思えないほどパワフルな演奏と声量、でもそれ以上にお茶目な言動に(笑)。
阿木さんは大変失礼ながらとてもチャーミングな方で、柔らかな歌声と宇崎さんへのツッコミに(笑)。
輪唱のように一緒に歌ったり、掛け合い漫才のようなTalkも楽しくあっという間の1時間でした。

3月3日(日)は記念式典が開催されました。
大六野名誉会長の式辞にはじまり、柳谷理事長と北野大校友会長の祝辞、父母会宣言などが執り行われました。
なかでも「元父母の会」設立ということを知り、ご子息が卒業されてからも明治愛を抱かれる方々の強い思いが形となって良かったなと感じました。

午後からは記念講演「女性法曹のパイオニア《三淵嘉子》の素顔 -NHK朝ドラの楽しみ方-」を聴講しました。
講師の村上教授は朝ドラ「虎に翼」の法律考証を担当されており、ドラマの裏話も交えつつ、三淵さん始め女性の法曹者がいかにして生まれていったのか、大変興味深い話を聞かせていただきました。その中でも明治大学はいち早く法科女子部を開校し女性法曹の誕生に貢献してきたとのことで、当時の大学の英断に頭が下がる思いでした。
この朝ドラはぜひ視聴せねばと思わせるご講演でした。

今回50周年記念行事ということで盛沢山のイベントに参加でき、大変充実した2日間でした。
これだけの一大イベントを準備され当日もつつがなく運営された方々にも感謝の気持ちで一杯です。
各イベントで何度もでてきたこの言葉の意味もあらためて実感することができました。
それでは最後に「やっぱり明治がNo.1!」