徳島県父母会会員研修会のご報告

徳島県父母会会員研修会のご報告

日時/2022年9月25日(日曜日)
第1部研修会/ 徳島県立城西高等学校
第2部懇親会/イルクイント

この度保護者間の交流を広げ、深める事を目的に徳島県父母会研修会を開催させて頂きました。研修会に際しまして、8月下旬に41名の徳島県父母会の皆様に紙面郵送にてご連絡をさせて頂き、9月中旬には新型コロナウイルス感染状況も下降傾向にあったことから、9月25日(日曜日)第1部の研修会(9時~11時)、第2部懇親会(11時~12時)の日程で催し、1部には父母会員OBの方も含めた13名の方々が、第2部には10名の方々が、ご参加くださいました。

【第1部・研修会】

父母会OBの方のご紹介に預かりまして、徳島県立城西高等学校にて、徳島県の阿波藍染文化に触れる交流活動をしました。

徳島県父母会会長 高島ますみよりご挨拶

資料をもとに城西高等学校岡本佳晃先生、東龍成先生より説明がありました。

スト―ルやハンカチなど各々で染めたい素材を選び、つけたい模様になるように想像しながら、集中しています。

はじめての体験で楽しそうです。

作品を広げてみるまでどの様に仕上がっているかわからず、わくわくしながら広げてみると、世界で一つのオリジナル作品が完成していました。
徳島県が世界に誇る藍染の起源は1300年代で、降盛を極めた1800年代後半~1900年代初頭にかけて、2300軒の藍師と呼ばれる天然染料農家が藍を栽培し、天然染料
「蒅(すくも)」の生産量は日本全国の90%以上を占めたそうです。最近、天然染料の持つ風合いが見直され、東京2020オリンピック・パラリンピック公式エンブレムに藍色が採用されたことから阿波藍や藍染めが益々脚光を浴びつつあります。JAPAN BLUEと呼ばれる藍色、天然染料「蒅(すくも)」を使う染色家は全国各地に存在するそうですが、その染料のほとんどを今もなお伝統技法を守り継ぐ徳島のたった5軒の藍師が製造しているそうです。その様な貴重な文化が徳島にあることを知り、また、体感させて頂き、そのような経験を通して益々、父母会員の方々とも心の距離が近くなったように感じました。

【第2部・懇親会】

古民家を再生したシックな空間に場所を移して、第2部懇親会を開催しました。
美味しいイタリアンを味わいながら、10名の父母の方々と、父母会活動についてやお子さんの大学生活や近況などを語り合い、和気あいあいとした雰囲気の中で親交を深めることができました。